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不動産再生事業の事例 case1
〜戸建てリノベーション編〜

Regeneration case1

築50年以上の木造の戸建てを柱、梁を残して行う、大幅なリノベーションを当社で請け負いました。
単なるリノベーションではなく、土地の有効活用を含めた総合的なアドバイスをさせていただきました。

ご相談の経緯と内容

当社で賃貸物件の募集をお任せ頂いていたオーナー様からお話を頂きました。
オーナー様所有の土地の隣地が売りに出るとのことで、まずはそちらの土地を買うべきかどうかの相談をうけました。その土地には売主の古い戸建てが建っており、オーナー様としては良い話であることは重々承知していらっしゃいましたが、土地を広げてすぐに新築するつもりはないようでしたので、そちらの戸建ての扱いを含め、その間どうしたらよいのか迷っている様子でした。

 

土地の購入について、購入した場合の土地の活用法についてアドバイス

所有している土地とあわせて規模の大きな土地を確保しておいたほうが、建築面積を稼げます。ゆくゆく賃貸に出すにも売買するにも有利だとアドバイスしました。それまでの間、土地に残っている古家も建て替えずに費用を抑えてリフォームが可能そうだということを事前にある程度目途をつけてありました。

 

■ 不動産再生前

 

実際にオーナー様は土地の購入を決意。
土地購入後の古家リノベーションの進め方。

大手の戸建てリノベーションの見積もり依頼しました。同時に当社のほうでも見積もりをとりましたが、当社の出入りの業者と相談し、設計士をたて、実際のお客様を想定しながら間取りを考え、見積もりを取りました。

 

間取りなどを想定するときに気を付けたこと

近隣の環境と相場を考え、この規模で賃貸した場合、いくらで貸せるのかといった想定から入り、具体的なお客様を想像しながら間取りを考えました。実は設計士のか方も当社のオーナー様の関係の方でしたので、打ち合わせもスムーズに進みました。

 

オーナー様がマスターズ・コーポレーションでの
リノベーションを決めてくださった理由

費用的にも幾分抑えることができたこと、それとまずは賃貸物件としての利用をお考えでしたので、費用をかけるべき箇所、あえて費用をかけず、原状回復しやすいようにとどめておくところのメリハリが効いていたのが要因だと思います。
実際、想定していた賃料で一カ月もかからずにお客様を紹介できました。

 

■ 不動産再生後

 

リノベーション完了後の展開

相続の関係でその時の賃借人の方にはご退去頂き、現在はオーナー様がお住まいです。もともとそれを見越していたので定期借家契約で賃貸していました。オーナー様がお住まいだったお部屋も当社でリノベーションをし、そちらもすぐにお客様を紹介できました。

 

賃貸物件にすぐに借り手を紹介できるリノベーションとは。

賃貸を目的としたリノベーションでは具体的なお客様を想定し、費用をかけるべきところを絞ったリフォームが必要です。原状回復の際にはどうしてもオーナー側に大きな費用がかかりますので、経年劣化するような壁紙、床などについてはごく一般的で費用のかからないものを選択しています。かといって安普請にはならないように心がけています。

また、設備など交換が必要になりそうなものについてはオーナー様にお話し、その分の費用を見越して、前もって月々の家賃から用意して頂くようにお願いしています。
単に有効なリノベーションをすればすぐにお客様を紹介できるということだけではなく、その後の入居者の満足度を保ち、少しでも長くお住まい頂くためにはそういったオーナー様とのコミュニケーションが大切だと考えています。